1990年代中期に「次世代機」と呼ばれた家庭用ゲーム機の一つ。
開発を主導した久夛良木健の独特の技術論や、丸山茂雄らによる従来のゲーム機ビジネスとは
異なるレコードビジネス仕込みの戦略で、セガ・エンタープライゼス(現・セガゲームス)のセガサターンや、
任天堂のNINTENDO64と次世代機戦争と呼ばれた[6]市場競争に勝利し、ファミリーコンピュータのヒット以来任天堂が独占していた市場でトップシェアとなった。 プレイステーションは発売時の希望小売価格は39,800円だったが、39,800円から29,800円、24,800円、19,800円、18,000円
と段階的に値下げをしていき、最終的に15,000円まで値が下がった。この値下げは、開発者の久夛良木健の戦略であり、
後に技術の進歩により安価な値段で代替が効くパーツが生まれることを前提に、代替される可能性のある部分を最初からシステマティックにまとめて
設計していたことにより可能になった。実際にプレイステーションはバージョンを重ねることに部品点数が削減されている。ただし、
親会社であるソニーは家電業界的な発想から値下げに関しては大反対であったという。 スーパーファミコン時代に1万円近くまで高騰していたゲームソフト価格に関しても、CD-ROM採用によるソフト生産のコストダウン、ロイヤリティの削減、
前述の流通改革などを行い、5800円からと低価格化させ、ソフト購入の敷居を大幅に下げるなどした。
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